2011年06月16日
TIGER & BUNNY(タイガー&バニー) 1
#1
ヒーローが街を守っているという世界、何処かミスターインクレディブルを思い出します。悪役をヒーローが倒すという事を、テレビを通じてショウアップされている。そんな感じです。いやぁ、このテンポはいいなぁ面白い。
一話目は、こんな世界で平和を守るヒーローの全員紹介といった感じ。そのなかでも、ロートル(主人公)×ルーキーの構図や、主人公のスポンサーがスポンサードを辞めてしまい、新しいスポンサーに挨拶(就職活動?)しに行ったり、自分の子ども(自分がヒーローとは言っていない)との会話など、サラリーマン的、悲哀描写も面白い。そしてそんな感じでイジメラレているんだけれども、それを暑苦しくないバランスで頑張らせている感じが観ていて元気になれる気がします。これはちょっとこの先も期待できそうです。
それと、このアニメのポイントは実在する会社(バンダイとかDMMとか)のロゴをヒーロー達のコスチュームにプリントされている所です。これまでも、コラボレーションとかといった感じで実在の商品がアニメの中に出てきたりとかしましたが、この作品はまずスポンサーありきという所が新しいです。Aパート後の、実際のCMもこのアニメのキャラクターが出てきたりとか、徹底されていて感心してしまったw
#2
全話で、颯爽とデビューした新人とタッグを組むことになった主人公。とことで、主人公のデザインがサイバーコップを思い出させるな・・・
突如街に出現した巨像をどうにかするために、早速の出陣といった所ですが、相棒と噛み合わず、おまけに主人公のドジ力によって見事に失敗。まぁ、定番といえば定番なお話。そして、後半はリベンジ戦!って、早速巨像に捕まってるし!wこの流れは予想してなかった!
でもって、この巨像を動かしていたのは能力が発動した少年と判明。この少年を主人公が説得する流れは、事前に主人公の少年時代の思い出を入れておくことで、とてもスムーズだった。
#3
冒頭から、右だ左だと相変わらず息の合わない二人が、力を合わせて爆弾を解体するお話。とてもとても有りがちなおはなしを真正面からやりきっているのに好感の持てる脚本。二人が二人の力を使って、少しだけど息の合い始めるキッカケを見せるのに成功したと思う。
#4
ヒーロの中で紅一点(それってヒロインでいいのかな)ブルーローズさんのお話。私生活とヒーロー生活の対比をさせながらヒーローっであることの悩みと、ヒーローを続ける事の気持ちの整理をテンポよく纏め上げていると思う。主人公がのブルーローズに対するダメ兄貴っぷりなポジションも観ていて微笑ましかった。