
前作、ダークサイド・ムーンから5年後の設定。恐竜が栄えていた頃に宇宙からの侵略があり、その時、金属(?)化された恐竜が見つかる。そして、劇場の解体中に見つけたコンボイ。見つけたのは、金にならない発明で家のローンも滞納しながら、娘を育てている典型的なダメおやじっていう感じ。そのコンボイを捉えに政府の人間がやって来て・・・っていう序盤。
何かあれだねぇ、ここ細菌ヒーロー映画でもそうだけど、世界を救う戦闘行為の陰でも人は死んでいて、その人にとってはヒーローでも何でもないってテーマが流行ってるよねぇ。今回のトランスフォーマーからもそんな空気を感じました。というか、コンボイ、これ完全に人類の味方ではないだろうと。コンボイを連れて故郷に戻ろうとしたメガトロンの方が、よほど地球人のことを考えているんじゃないか?と・・・香港なんてもう、そのおかげで大災害ですよ?とw
そして、敵のガルヴァトロンの変形が一旦キューブ状の何かになってから、それが組み替えられ的な感じになって、これはトランスフォーマーじゃねぇだろと。いや、そもそも体積を無視した今までの変更もどうかと思っていましたが、流石にこれはねぇだろとは思いましたwそして、中盤までこの事態の黒幕だったハゲ社長がまさかの心の変わりよう。おいおい、それで良いのか?と・・・というか、絵面は非常に良いものの、行動事態に合理性が全くなく、正直長いだけで何だかなぁという感想です。