
細田守監督作品。
母子家庭の母親に死なれ親戚に引き取られることになった主人公は、一人で生きていくことを決意するが、中々に難しく、丁度弟子を取ろうと思っていたバケモノの師匠に拾われ暮らしていくという筋書き。弟子は師匠によって育てられ、師匠も弟子を育てることで成長する。そんな所が見ていて微笑ましかったが、この弟子がガキの頃から少し悪ガキ過ぎてちょっと度を越してしまっている気がする。そして、成長し再び人間界に関わりを持ち、そこで一人の女声と出会い彼自身の世界が一気に広がる所は良かったけど、オチは正直何だかなぁと思ったり思わなかったり。
全体的に面白かったものの、主人公の幼年期を含め女性声優陣の演技がオブラートに包んで言うと好みではなく、そこだけが残念でした。個人的な意見として、いわいる声優ではなく、役者の人が声を当てることに対しては不満はありません。上手な人は上手です。ただし、どう考えてもまずその人を使おうありきで決められた匂いがするんですよね・・・
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