昭和8年から始まり、その当時を生きた女性の太平洋戦争終戦直後迄を描いた作品。確かに戦争の悲惨さも残酷さも感じるが、ぼよーんとした主人公と時折ある笑いが観終わった後の後味を軽いものにしてくれました。声優としての”のん”ちゃんも、この作品のこのキャラには非常にマッチしていました。とても良かったです。
年代的には、まさに父や母が生きていた時代で、観ている間中、父母の顔がチラついてきて中々に感情が高ぶりました。ただ、少し急いでいる感じがして、物語として少しブツ切れ感があったのは確かですが、とても良い作品出会った事は間違いないです。今年は本当に邦画の当たり年だなぁ。
長らく、終戦日近くの金曜ロードショーは火垂るの墓一択だったが、今後は本作を推したいです。(せめて隔年で・・・)
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