
本当は、劇場で3Dで観たかった作品。タイミングが合わず、BDでの視聴。
パリで大道芸をして生計を立てる男。歯医者で見た雑誌に出ていたワールド・トレード・センターの記事を見て、そのビルの間で綱渡りをしたいと夢見るようになる。どうやら、実話を元にした映画のようである。物語の大半はビルに綱を渡すという物。これがまぁ大変。そして、当然、綱渡りのシーンはハラハラだけど、正直予告のほうがもっと大変な綱渡りに見えたw
今は亡き、ワールド・トレード・センターだけど、この映画の影の主役は正にこのビル。映画の中にも言っていたが、この綱渡りがワールド・トレード・センターがニューヨーク市民の中でかけがえの無いものになった瞬間。それが、もう無いというこの何とも悲しい気持ちを含めてこの作品の持ち味なのかなぁと思ったりもしました。