ZF-R7が納車されて早くも1ヶ月が経過しました。
とは言え、週末ソニーの会があったりで思うように走れず、走行距離はまだ300km程度。慣らし運転も終わっていません。
今回は納車直後のファーストインプレッションではなく実際にしばらく乗ってみて感じた事を纏めてみようと思います。
なお、比較対象は約7年間付き合ってきたYZF-R3です。
思っていた通り、R3より辛くなった所
足つき
まず一番感じるのは足付きです。
もちろん納車前から分かっていた事ではありますが、R3より足付きは悪化しています。
走り出してしまえば問題ないのですが、駐車場での取り回しや跨ったままのバックは明らかにやりづらくなりました。
特にちょっとした傾斜がある場所だと気を使います。
前傾姿勢
これも予想通り。
R3と比べると前傾姿勢がきつく、長時間乗ると首周りと手首が疲れます。まだ動いている時は良いのですが、信号とかでの停車中、足付きの悪さもあってどうしても上半身で体を支える割合が多くなり、これが良くないのかなと思います。
納車直後の記事でも「割と窮屈」と書きましたが、実際に何度か乗るとやはり疲労を感じるようになりました。
もっとも、R3に乗り始めた頃も似たような事を言っていた気がするので、そのうち慣れるかもしれません。
排熱
これは想像以上でした。
走行中でも太ももから脛にかけて結構な熱を感じます。
真夏だから余計にそう感じるのかもしれませんが、信号待ちでは中々の熱量です。
走り出してから着座位置を少し後ろにずらし膝付近でタンクを挟むようにするとかなり改善されます。しかし、信号の停車時は前に行かざるを得ず …… といった具合です。
下道は修行感アップ
足付き、前傾姿勢、排熱。
これらが合わさると、下道だけを見るなら正直R3の方が快適です。
街中を普通に走るだけならR3充分だと改めて実感しています。
Garminナビは期待外れ
スマホ連動のGarminナビも試してみましたが、正直これは微妙でした。
表示できる情報量が限られていて、普段スマホナビを使っていると少々物足りません。
別途、ドラレコ機能付きスマートモニターの設置を予定しているので使うことは無い気がします。
エンジン音が静かになった
大型になったので、もっと迫力のあるサウンドを想像していましたが、純正マフラーの音量はかなり控えめです、フルエキ交換済のR3と比べてかなりの迫力ダウンです。なので正直物足りない ……慣らし運転が終わったら、フルエキマフラーも検討したいところです。
細かい気になる所
ハザードスイッチがホーンのすぐ横にあり、慣れるまでは押し間違えそうになります。
また、駐車時の車体の傾きが結構大きく感じます、最初は「これ本当に大丈夫?」と思うくらいでした。
更に、ミラーもR3より少し振動が多く、後方確認時に若干見づらい場面があります。
しかし、ミラー自体はR3より見やすくなりました、後方視界は以前より広く感じます。多少の振動はありますが、総合的にはこちらの方が使いやすそうです。
R3より良くなった所
もちろん良くなった所もたくさんあります。
全体的な質感
まず感じるのは車体全体の質感。
スイッチ類や外装を含め、全体的にワンランク上のバイクという印象です。
価格差を考えれば当然かもしれません。
メーター周りが便利
メーターはかなり進化しています。
表示項目を自由にカスタマイズ出来る領域が複数あり、自分好みに設定できるのが便利。
また、ODOやTRIPの切り替えもジョグスティックだけで操作できるため、R3より圧倒的に使いやすいです。
クラッチが軽い
最初に驚いたのがクラッチの軽さです。大型バイクなので、もっと重いクラッチを想像していましたが、アシスト&スリッパークラッチの恩恵か、むしろR3よりも軽く感じます。
渋滞や街乗りではありがたいポイントでした。
クイックシフターが便利すぎる
今回一番感動した装備がこのクイックシフターです。
2速以上であれば上下とも問題なく使え、変速ショックも非常に小さいです。
以前、九州ツーリングの時にレンタルしたZX-25Rで初めてクイックシフターを使って感動したのですが、特にカーブ中にシフトダウンしたい時はクイックシフターに頼りたくなってしまいます。
正直、一度使うと戻れない装備ですね。長距離ツーリングの時とかは左手の疲労軽減が期待出来ます。
エンジンブレーキが扱いやすい
これもアシスト&スリッパークラッチの恩恵か、意外だったのがエンジンブレーキです。R3は低いギアに落とした時に比較的強めに減速する印象でしたが、R7は4速以上になるとかなり穏やかです。そのため、信号前の滑空がとても楽になりました。
ウィンカーの自動キャンセル機能
地味ですが便利なのがこれ。
ウィンカーの消し忘れ防止機能も便利です。仕組みとしては ・・・・
軽く押す:進路変更する側にスイッチを軽く押します、進路変更する側の方向指示灯が、3回点滅します。1
強く押す:進路変更する側にスイッチを強く押します、進路変更する側の方向指示灯が、次の条件がすべて満たされるまで点滅し続けます。
●約150m走行する
●15秒以上経過する。
●車速が5km/h以上で走行する。
例えば、交差点前でウィンカーを付けていても、自動で消えませんし、150m進まない限りは動き出してすぐに消えるという事もなさそうです。
という感じで、意識しなくても自動で消えてくれるので非常に助かります。
逆に3回だけ点減する機能は、今のところあまり活用できていません(笑)。
走行ログが面白い
スマホ連動機能の中では、ナビよりこちらの方が便利でした。
走行ログが記録されるため、「今日はどこを走ったか」「どんなルートで帰ったか」が後から簡単に確認できます。
道を間違った時、後で確認が出来ます、走行動画を編集する際も役に立ちそうです。
まとめ
まだ300kmしか走っていないので、R7の本当の評価をするには早すぎると思います。
ただ現時点での印象としては、街乗りだけならR3の方が楽。
しかし、装備や質感、そして走る楽しさはR7が上、という感じです。
まだ慣らし運転中という事もありますので、まずは1000kmを目標に走り込みたいと思います。
その頃には首や手首も慣れているのか、それともやっぱり辛いままなのか……
また改めてレポートしたいと思います。
今のところは、「大型免許を取って良かった」と素直に満足できる一台です。
